2009年06月01日
職人芸。

鍬とガリと草削りと削り鎌。
音吹畑の除草4点セット。
土の具合や作物の繁り様、あとは気分によって使い分けます。
ゴロゴロの土で深くまで削りたい時、作物がまだ大きくなってなくて株間が広い時は、鍬。
砂地の土で株のギリギリ近くまで削りたい時はガリ。
柔らかい土で表面だけ削りたい時は草削り。
株が生育し過ぎて株間が小さい時、細かいところを削りたい時は削り鎌。
草を削るというシンプルな行為はシンプルだからこそ熟練者の技術が光って見えるもんだと思います。
農具の使い方を見てたら、「あぁ、すげーなこの人」とか「あんまり畑仕事慣れてないなー」とかすぐに分かるもんです。
お師匠さんの草削りの動作はとても洗練されていて無駄な動きが一寸もなかったと今では強く思います。
機械のように同じ動作を繰り返すのは実はとても難しいこと。
また同じ動作のように見えても土や草の具合によって少しずつ力の入れ具合を変えていたりして、それはもう職人芸としか言いようがない技なのです。
じっくりとひとつの仕事のレベルを向上させる。
農に惚れた理由のひとつにはそうした職人的な側面があるからかもしれません。
機械を使うと楽だし効率も全然違う。
でもやっぱり農業の基本は手仕事。洗練された動きは本当に美しいんだよ。
毎日畑に出ていたい由縁です。
(じゅん)
BGM thee michelle gun elephant / CASANOVA SNAKE
Posted by おとふくばたけ at 23:33│Comments(2)
│開墾期
この記事へのコメント
Posted by Heal the Bay at 2009年06月02日 11:32
うわー、コメントの返信をすっかり忘れていたようです、ゴメンなさい…。
そうですね、草刈りって難しいですよね。
個人的には楽しくて好きな作業なんですけど、そもそもこの草刈という作業そのものに何かしらの疑問を感じることもありますね。
外来種の草を取り除く…かぁ。考えさせられます。
漁師の方が植樹する、と同じですね。
生命の循環の先の先の先を見ながら動けるようになりたいものです。
Posted by おとふくばたけ at 2009年06月21日 22:44
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
草刈り大変なんですよねぇ!
簡単そうに見えて、実はすごいテクと体力と筋肉がいると思いました。
Heal the Bayでは、月に一回、人間が趣味とか見た目がいいからとか、そういう理由で植えた外来種の草をマリブクリークという川のほとりから取り省くという作業をします。 外来種の植物たちはもちろんキレイなのもあるけど(ススキとか)、とても繁殖が強かったりして、その土地に生えていなくてはいけない植物たちがなくなる→生態系が狂う→川の生態系が狂う→海の生態系が狂う→私達が狂う!っていうことになりかねないので、一生懸命草刈しますが、ダイエット効果があるんじゃないかってくらいの運動量になってしまいます。
やっぱりツールの使い方も微妙にわからないし、土が固かったりすると、そりゃぁもう根こそぎは難しい。 さらに、私の足も筋肉痛っていうことになったり・・・ 腰が!ってことになったり・・・ ほんと難しい。
お疲れ様です。