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2009年02月21日

無理なく農に関わる。

御無沙汰しすぎておりました。
研修生時代、お世話になっていた農家さんの一人がお亡くなりになられたことを聞き、急遽九州に飛んでおりました。

新規参入で有機農業を、という方々はそれぞれに強い思いをお持ちになっています。
環境問題への懸念、現代社会に対する警鐘、まっとうな食への憧れと回帰、持続的な農業の確立、などなどたくさん。

意外にも、というより考えれば極々自然な理由なのでしょうが、子どもをゆったりとした空間で育てたいとする思いから田舎で有機農を、と始められる方は多いですね。

お亡くなりになられた農家さんも子育てを田舎でしたい、障害のある子がのびのびと育つことができるような環境で生活したい、という思いから新規参入された方でした。

その思いが強すぎてご無理をなされていたのでしょうか。病を患い、ついに逝ってしまわれました。

スローライフを掲げた有機農家が多忙を極めて…何とも言えぬ結果です。

残されたご家族は闘病期間が長かったこともあり、ある意味では覚悟なされていたことだったのでしょう。あっさりと、今後の未来を笑顔で話されていた奥様の強さが印象的でした。

それと故人のお亡くなりに寸前の写真。
あらゆる柵から解放されて、ご自分のことと奥様に甘えたいという思いとだけが残った安らかな顔でした。



バランスって大切ですね、ほんと。
なんだかんだいって今の日本ではお金がないと生きていけない、稼ぐためには働く必要がある、働いてもなかなか収入の増えない農家は大変だ、だったらもっと働くしかない、悪循環。

安定した経営と追っていたい理念。どちらかに偏るとどうしたってしんどくなりますもの。

…とは言え、奥様は今後も農を続けていく、女性でもやっていける農の形を確立したい、と仰ってました。
肩肘はらず、無理をせず、奥様なりのやり方で今後も農に関わっていく、と。

素敵でした。何もできないけど、時折は連絡していこうと思ってます。
全国に仲間がいるって思えること、有機農ネットワーク。見ず知らずの人々とも仲良くなれる共通項―農―に感謝。


自分たちも無理のない形で、長く長ーく続けていける農の形を追い求めていこう、と思います。


無理なく農に関わる。

春がまだまだやってこない大原に、雪の寒さに負けじとがんばるエンドウさん。
水はけの悪い田に植えてごめんね。

(おとふくじゅん)



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Posted by おとふくばたけ at 12:37│Comments(0)雑記
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